本と砂糖壺

本と散歩と、あれこれ

2019年の抱負

今週のお題「2019年の抱負」

 

 抱負というと、「抱」という文字が入っているせいか、夢を抱くような楽しいことを連想してしまします。本音は、「ブログでお小遣いを稼げるようになりたい」とか、ついつぶやいてしまいたくなるけれど、それは「目標」と表現した方がしっくりくる気がします。「○○の資格を取るぞ!」とか「毎日○○をするぞ!」とか、「一発逆転、家を片づけるぞ!」とか高らかに宣言したくなることもたくさんあるけれども、そういった「お勉強系」や「修行系」、「労働系」など難行苦行的なことは、ここでは脇に置いておきたい。ストイックにならないで、夢があって、それでいて実現が難しくはないもの。そんな基準で3つ、考えてみました。

 

美術館や催事場の企画展に足を運ぶ。

 昨年末、「フェルメール展」に行きました。フェルメールと言えば、青いターバンの少女や、ミルクを注ぐ女性など、画の中の人物に不思議な魅力があって、ぜひとも本物を見たくなりました。「今、観に行かなかったら今度いつ会えるのだろう」と思うといてもたってもいられなくなり、前売り券2500円はちょっと痛い出費だったけれども、上野の森美術館まで出かけました。

 やはり素晴らしかった。本物から放たれるパワーがあったし、何百年も前に遠いオランダで描かれた絵に向き合うことのロマンも感じました。またこういう体験をしたい。

 青いターバンの少女の絵は今回は出品されていなかったのですが、何年か前には日本に来たそう。一回一回の展覧会が一度きりのチャンスになるかもしれないのですね。会期が終わる直前だと混雑するし自分も日程的に無理をしたりするから、情報にアンテナを張って余裕をもって予定を組みたいです。

 

自分で育てた野菜でパスタを作る。

 猫の額よりも小さい我が家の庭の片隅で、毎年夏野菜の苗を買ってきて育てています。どうせなら、その野菜だけでパスタを作って食べるっていうのはどうかしら。というか、以前、ある人がSNSで同じようなことをアップしていて、すごく面白そうと思ったんです。私もやりたい。

 白状すると、苗を植えてはみたものの、水やりを忘れて弱らせてしまったり、最後まで収穫しきれなかったり、お粗末な結果になることがしばしばなんです。面白いことがあれば、俄然やる気が出そう。

 育てる野菜は、ナス、ピーマン、中玉トマト。あと、これまで育てたことはないけれど初の試みとして小玉ねぎはどうだろう? パスタには欠かせないから。イタリアンパセリも忘れずに。バジルはどうしようかな?

 晴れてパスタになったら、ブログで報告しますね。

 

水中ウォーキングデビューを果たす。

 悲しいかな、膝を痛めています・・・ もう何年も。整形外科に行ったら、「筋肉つけろ。プールで歩け」と言われました。プールは面倒なので、とあるフィットネスクラブに入会しました。割とリーズナブルで、女性限定で、年齢層も高いので運動が苦手な人でも気後れしないことをうたい文句に全国展開しているフィットネスクラブと言えば、ピンと来る人もいるかもしれないですね。

 でも私には合わなかったです。週に2~3回は通うといいと言われましたが、仕事の帰りはまっすぐ家に帰りたかったのです。それに、さまざまなセールスがあって、ちょっと憂鬱でした。もう何年も楽しんでやっているという人もたくさんいたので、これはあくまでも私の場合です。

 で、せっかく入会したものの1年も続かず、運動から遠ざかっていた時に、次女が一緒にプールに行かないかと誘ってきて、なんと色違いで水着まで注文してくれたのが、昨年の夏でした。次女は、近所のリーズナブルなプールに気が向けば泳ぎに行っていましたが、私はつい億劫で一度も行かないうちに寒くなり、今に至っています。ここはやはり、プールデビューを果たさねば。

 さっき、宣言するようなことは「抱負」としない、などと書いてしまいましたが、前言撤回。宣言してしまいます。

 

 なんで、このお題を書いたのかというと、やはり「宣言」したかったのかな。誰かに言うことで「実現しなければ」という気持ちが高まるし、ここに書いておけば、忘れないものね。今でこそ「今年の抱負は・・・」なんて一生懸命、ああでもないこうでもないと考えているけれども、そのうちうやむやになってしまいそう。実際、一年前に考えた「2018年の抱負」を言えるかというと、私はノーです。こうして残る形で「宣言」することも、意味があるかもしませんね。

 

 


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