本と砂糖壺

本と散歩と、あれこれ

アラフィフの未来、占います。

 アラフィフに未来予想図が描けるか? 未来は若者のもの?

 いやいや、われらアラフィフの未来も、案外捨てたもんじゃない。

 若いときは、未来はどこまでも続いていて、つかみどころがなかったけれど、人生の折り返し点はとっくに過ぎた(たぶん)今となって、かえってやることが見えてきた気がする。「やること」っていうか、「これだけはやりたい」とか、「これならできる」とかいうことが・・・

 

仕事運

 今からバリバリの正社員になることはできないけれど、ささやかな一歩を踏み出すことはできる。このブログのプロフィールで公言してしまっているが、一応ライター志望。「シュパッ!(点火する音)のライターではないよ~」などと、ダジャレで照れ隠しをしながら家族や周囲の人に冗談交じりで話しているが、割と本気。若いころから文章を書くのは好きだったな。「市民記者」という肩書でタウン誌に寄稿していたこともあったっけ。原稿料1本840円。

 今はこうして発信の手段が増え、いい時代になったなぁと思う。長生きはするもんだ・・・ってそんなにトシではないけれど。

 

健康運

 これは切実。自分が病気になるなんて思ってもいなかった私が、一気に自信を無くしたのが、乳がん検診で「要精密検査」と言われた時。「現段階では、ガンと認めらる所見はない」と言われ続けて10年。一方で、数年前から膝を痛め、走れなくなった。更年期のせいだろうか、肩も腕も痛かったりする。10年前より明らかにガタが来ているのに、なぜか気持ちはニュートラル。「どこも悪くない」いうわけにはいかないなという静かなあきらめがあるような。でもやっぱり病気は怖くて、絶妙なバランス。

 膝痛には筋肉をつけるのがいいらしい。だからだろうか。世の中は、プロテインと、サラダチキンと、スポーツジムが空前のブームで、私もブームに乗って、ジムに行ってもいいかもしれないなんて考えたりしている。中学でも高校でも、体育の授業は大嫌いだったのに。運動系の部活には、ついぞ入ったことがなかったのに。

 体を動かすことは大事だよと思っている自分がいる。おかしい。歳をとってみないとわからないことってあるもんだ。

 

金運

 今までを振り返って、これはイマイチだったと思う。原因はなんとなく自分でもわかっている。贅沢はしないが、たまらないのだ。ケチではないと言えば聞こえがいいが、要するに計画性がない。これは必要だと思うと、お金を使ってしまう。特に自分への投資ということで、何かの勉強とか、資格取得とかに弱い。

 大学を卒業して正社員になりずっと働き続けてきた友人と比べ、いったん退職して、10年前から非正規で仕事を再開した私の生涯賃金は、格段に少ない。もし、20代の自分に忠告できるならば、若いうちに生涯続けられる仕事を見つけて、そしてやめるなと言いたい・・・ とこんな話をしていたら、人生の先輩の知人に「仕事をしていたらあなたはきっと3人の子どものお母さんにはならなかったわよ」と言われ、そうかもしれないと思った。そもそも計画性があれば、生涯の仕事を見据えた人生設計をしていただろう。成り行きの風任せから生まれた私の人生&子供たち。これもまたよし。

 そうは言っても、お金は大事。特にこれからは稼げるお金はそう多くないし。よくよく考えて使わねば。実は、4月から金銭出納帳を付けようかと思っている。未来のために。(逆に今までつけていなかったのかと、突っ込まれそうだけれど。)

 

総合運

 悪くない。とりあえず、あと20年でできることを考えよう。健康に気を使いながら、時代の波に乗ってやりたいことを実現しよう。

 そうして20年楽しく過ごしたら、また別の未来地図を描いたらいい。そのときは、流行に振り回されない仙人みたいな暮らしもいいな。いやいや、案外、今と同じように、欲張りかもしれないな。

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