本と砂糖壺

本と散歩と、あれこれ

東京郊外野鳥の追っかけ 2019.01.27

  子どもの頃、朝早く起きて、近所の神社に出かけるのが日課でした。境内の松の木に来るオナガを見るためです。目の覚めるようなブルーの鳥の姿にわくわくして、鳥の邪魔をしないように、じーっと息を詰めていたものです。

 今でも、野鳥観察が好きです。今時分は、休日にデジカメ片手に川沿いを歩いています。この時期にしか会えない冬の渡り鳥がいるからです。

 東京の郊外ですが、ありがたいことにまだまだ自然が残っています。散歩でパチリ出来た野鳥の写真を、少しずつ紹介します。今回は1月27日に出会ったカモさんやサギさんたちです。

 

 

アオサギ

 

 川沿いのアパートの屋根の上。この場所にはたいていアオサギさんがとまっています。日向ぼっこをしているのか、川面の様子を見張っているのか・・・?

 これはいったい、どんな体勢をとっているのか? 毛づくろい? それにしても首が複雑なことになっていませんか、アオサギさん?

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 次の瞬間、「え? なんですか?」とてもいうように姿勢を変えたアオサギさん。堂々至る風貌なので、「川の王者」と私は勝手に呼んでいます。

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ヒドリガモ

 

 体長49センチくらい。よくいるカルガモが61センチくらいなので、小さめのカモさんです。冬鳥ですので、今しか見ることができません。この写真に写っているのは雄。頭が薄い小豆色なのが特徴です。

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 左が雄、右が雌。雌は雄とセットでないと、私はヒドリガモと言い当てることができないのですが、ヒドリガモに限らずカモさんは、たいてい群れやつがいで一緒にいます。

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 このように仲良く散歩をしたりしています。

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オナガガモ

 

 初めてオナガガモを見た時、そのカッコよさにほれぼれとしてしまいました。名前の通り、尾羽が長く、ピンと張っているのが特徴です。体長75センチ。カルガモさんよりひとまわり大きいです。

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 こちらがオナガガモさんのつがい。オナガガモさんも冬鳥なので、この時期にしか会えません。

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カルガモ

 

 さっきから大きさの基準にカルガモさんを引き合いに出しているので、写真をアップしますね。1年中どこにでもよくいるカモさん。くちばしの先が黄色いのが特徴です。川を散歩していて、「あれれ? なんか珍しいカモさんがいるぞ。」と近づいて見るとくちばしの先が黄色くて、「なんだ、カルガモか」なんて思ってしまうことも。ごめんなさい。

 春になると一斉にかわいい赤ちゃんが生まれて、親子ですいすい泳ぐほほえましい様子も見られます。にわかに人気が出て、カメラ片手に人が集まることも。人間って勝手。

 そうそう、カルガモさんは雄も雌も、姿にほとんど差がないです。男女平等?

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ダイサギ

 今回はダイサギさんの飛んでいる姿をカメラに収めることができました。タイミングが難しいんですよね。もっとうまく撮れるようになりたいなあ。カメラの問題もあるかな? でも性能がいいカメラは高いだろうなあ。まずは腕を上げよう。

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 羽を膨らませているの、わかりますか? この直後に飛び立ちました。こういうシャッターチャンスを、うまくとらえられるようになりたい。

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 静かにたたずんでると、本当に優雅な姿のダイサギさんです。

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 カモやサギばかりの紹介になってしまいましたが、カワセミやキセキレイなど、小さな鳥もたくさんいます。ただ小型の鳥は撮影が難しいんです。いつかご紹介出来たらなあと思います。

 

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。